おちゃらけミクロ経済学: ミクロ経済学とマクロ経済学の違い その1

2014年3月7日金曜日

ミクロ経済学とマクロ経済学の違い その1

ミクロ経済学とマクロ経済学の違いとは何か?



ミクロ経済学を持ちネタにしていると、
「ミクロ経済学とマクロ経済学ってどう違うの?」と聞かれて、
答えに困ったことがあります。



今回のシリーズは、その反省を踏まえて、
ミクロ経済学とマクロ経済学の「違い」を説明していきます。



最後には、ミクロ経済学とマクロ経済学で
それぞれどんな「問題」を分析できるかを見ていきましょう。





Oh, just making bathroom graffiti with my John Maynard Keynes stencil. / Adam Keys




ミクロとマクロの違いは5つの視点から分析できる




まず違いですが、おおよそ次の5つの視点から、両者を区別することができます。

  • 概念
  • 全体と部分
  • 経済政策
  • 経済成長
  • 経済集計量


その上で、ミクロ経済学とマクロ経済学を表で区別すると、
次のとおりになります。


ミクロ経済学とマクロ経済学の違い(まとめ)







ミクロとマクロ~概念の違い



ミクロ経済学とマクロ経済学の違い(概念)







もうこれはそのまんまですね(笑)
クルーグマン ミクロ経済学 にのっている定義をそのまんま使ってます。


表に書いていますが、一応テキストにも起こしておきます。


〔ミクロ経済学〕

人びとがどのように意思決定をし、そのような意思決定が
どう相互作用するかを学ぶ経済学の一分野


〔マクロ経済学〕

経済全体の浮き沈みを研究対象とする経済学の一分野



テキストによって多少言い回しの違いはありますが、
大体こんなところでしょう。大きくは外れていないはず。



次回は、全体と部分、経済政策について比較していきましょう。


(つづく)








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