ミクロ経済学とマクロ経済学の違いとは何か?
ミクロ経済学を持ちネタにしていると、
「ミクロ経済学とマクロ経済学ってどう違うの?」と聞かれて、
答えに困ったことがあります。
今回のシリーズは、その反省を踏まえて、
ミクロ経済学とマクロ経済学の「違い」を説明していきます。
最後には、ミクロ経済学とマクロ経済学で
それぞれどんな「問題」を分析できるかを見ていきましょう。

Oh, just making bathroom graffiti with my John Maynard Keynes stencil. / Adam Keys
ミクロとマクロの違いは5つの視点から分析できる
まず違いですが、おおよそ次の5つの視点から、両者を区別することができます。
- 概念
- 全体と部分
- 経済政策
- 経済成長
- 経済集計量
その上で、ミクロ経済学とマクロ経済学を表で区別すると、
次のとおりになります。
ミクロ経済学とマクロ経済学の違い(まとめ)
ミクロとマクロ~概念の違い
ミクロ経済学とマクロ経済学の違い(概念)
もうこれはそのまんまですね(笑)
クルーグマン ミクロ経済学
表に書いていますが、一応テキストにも起こしておきます。
〔ミクロ経済学〕
人びとがどのように意思決定をし、そのような意思決定が
どう相互作用するかを学ぶ経済学の一分野
〔マクロ経済学〕
経済全体の浮き沈みを研究対象とする経済学の一分野
テキストによって多少言い回しの違いはありますが、
大体こんなところでしょう。大きくは外れていないはず。
次回は、全体と部分、経済政策について比較していきましょう。
(つづく)
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