おちゃらけミクロ経済学: おちゃらけミクロ経済学用語集

おちゃらけミクロ経済学用語集

当ブログで登場する専門用語


(アイウエオ順)



ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行



ア行




アダム・スミス(1723~1790)

「経済学の父」と呼ばれる、古典派経済学の祖。
といっても経済学者と同時に哲学者でもあり、「倫理・道徳観」が経済学に体現されている。

【関連エントリ】
アダムスミスと見えざる手(1) 
アダムスミスと見えざる手(2) 
アダムスミスと見えざる手(3) 


暗黙の共謀

お互いの利潤を増加させるために、生産量を制限し価格を上昇させるようとする、
正式な協定のない生産者間の協力関係

【関連エントリ】
寡占市場~繰り返しゲーム その4



1時間あたりの限界効用

その財やサービスにもう1時間を費やした時に得られる追加的な効用(満足感)のこと。


【関連エントリ】
ブラック企業における限界効用 その4




カ行



会計利潤

収入から金銭的費用と減価償却を差し引いたもの。


【関連エントリ】
利潤ゼロでも事業を続けるワケ その1



価格

財やサービスの価値の尺度


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその1



価格規制(価格統制)

市場がどの水準まで上がってよいか、
または下がってもよいかを、法律などによって人為的に定めること。


【関連エントリ】
ブラックマーケットと最低賃金



価格差別

同じ財を異なる消費者に異なる価格で販売すること


【関連エントリ】
もっともうけよう! 独占企業の価格差別その2



価格受容型企業の最適生産量ルール

生産物の市場価格と最後の1単位の限界費用が等しくなる生産量を達成することで、
価格受容型企業の利潤が最大化されるというルール。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその2


価格戦争

暗黙の共謀が破綻したときに生じる価格の急落


【関連エントリ】
独占的競争でも製品差別化 その2


拡散効果

生産量が増加するにつれ、最初の固定費用を分担しあっている状態。平均固定費用の特徴。


【関連エントリ】

利潤最大化と費用その7



下限価格規制(下限価格統制)

ある財を販売できる価格について、法律などで人為的に最低限度の価格を定めること。


【関連エントリ】
ブラックマーケットと最低賃金


寡占

少数の生産者しかいない産業。


【関連産業】
寡占とは その1


可変費用

生産量に応じて変化する費用。可変投入物にかかる費用。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4



可変投入物

数量を調整できる費用のこと(例えば、原材料、労働力など)。


【関連エントリ】

利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4



完全価格差別

各消費者に対して、それぞれの支払意欲額に等しい額を価格として要求すること。


【関連エントリ】
もっともうけよう! 独占企業の価格差別その2



完全競争市場

すべての市場参加者が価格受容型になっている市場。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその2



機会費用

あるものを得るためにあきらなめければならないもの。


【関連エントリ】
利潤ゼロでも事業を続けるワケ その2



技術進歩

科学者や技術者が新しくてより良い方法を絶えず見出している(方法)。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済おまけ



稀少な資源

すべての需要を満たすほど十分には存在しない資源のこと。


【関連エントリ】
ブラック企業における限界効用 その1



規模に関して収穫一定

生産量が変化しても長期平均総費用が一定のとき。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その5



規模の経済

財の生産量が増加するにつれて長期的な平均総費用が低下する状態。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その5



規模の不経済

財の生産量が増加するにつれて長期的な平均総費用が上昇する状態。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その5



経済循環フロー図


経済で行われる取引を円の周りでフローとして流すモデルのこと。


【関連エントリ】
産出水準の効率性 その2



経済利潤

収入から、使った資源の機会費用を差し引いたもの。通常、会計利潤より小さくなる。


【関連エントリ】
利潤ゼロでも事業を続けるワケ その1


ゲーム理論

相互依存の状況での行動の分析、寡占での行動を説明するのに用いる


【関連エントリ】
寡占市場~相互依存の状況と利得表 その1


限界

端。追加的な変化。端っこの部分の調整


【関連エントリ】
限界費用逓増の法則と微分その4



限界効用曲線

限界効用が消費される財やサービスの量に応じてどう変化するかをグラフで表したもの。


【関連エントリ】
ブログの満足度は? 効用理論その2



限界効用逓減の原理

財・サービスをもう1単位消費することで増加する総効用の大きさが、
それ以前の1単位に比べて小さくなるという命題。


【関連エントリ】
ブログの満足度は? 効用理論その3



限界収穫逓減の法則

投入物の量が増加するに従って、1単位の投入の追加による利益が減少すること。

【関連エントリ】
限界収穫逓減の法則 その1
限界収穫逓減の法則 その2



限界収入

もう一単位生産することで生じる総収入の変化額

【関連エントリ】
限界分析の原理 「ちょうど」の考え方その3



限界生産物曲線

ある生産要素の限界生産物価値がその要素の投入量にどう変化するかを曲線で表したもの。


【関連エントリ】
限界収穫逓減の法則 その2



限界生産物価値

労働などの、ある生産要素をもう1単位用いることで生み出される追加的な生産物の価値


【関連エントリ】
企業はどこまで雇用するか? その1


限界代替率

ある財の限界効用と他の財の限界効用の比率


【関連エントリ】
ブラック労働予防策 その3



限界費用

1個あたりの追加的費用のことを費用を指す。


【関連エントリ】
限界費用逓増の法則と微分その4



限界費用逓増の法則

ある活動をもう1単位増やすたびに追加的にかかる費用のこと。


【関連エントリ】
限界費用逓増の法則と微分その1
限界費用逓増の法則と微分その2
限界費用逓増の法則と微分その3
限界費用逓増の法則と微分その4
限界費用逓増の法則と微分その5
限界費用逓増の法則と微分そのおまけ



限界分析の原理


ある活動の最適な水準は、その活動にかかるコストと効果が等しくなる
活動水準になることを表す原理


【関連エントリ】
限界分析の原理 「ちょうど」の考え方その1



限界便益

ある活動をもう1単位増やすことで追加的に獲得できる便益


【関連エントリ】
限界分析の原理 「ちょうど」の考え方その3



後方屈曲的な労働供給曲線

賃金率が低いか中間的な水準の時は右上がりだが、賃金率が高い水準にあるときには、
右下がりになる個別労働供給曲線


【関連エントリ】
ブラック企業を分析するためには? その1



公有化

財を供給し、消費者の利益を守るための公的機関による統制。自然独占への対処法


【関連エントリ】
独占についてあれこれ その1


効用

財・サービスの消費から消費者が得る満足度の尺度


【関連エントリ】
ブログの満足度は? 効用理論その1



効用関数

ある人の消費の組み合わせがもたらす効用の総量


【関連エントリ】
ブログの満足度は? 効用理論その2



功利主義

政府は社会穂におけるすべての人の総効用を最大化する政策を
選択すべきという政治哲学の1つ。


【関連エントリ】
経済学と政治哲学 その2



効率的

人びとの生活をよくする余地が全く残っていないこと


【関連エントリ】
独占と死荷重~独占はなぜ嫌がられるか その1


固定費用

生産量に応じて変化しない費用。固定投入物にかかる費用


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4



固定投入物

数量が一定で調整できない投入物(土地など)。

【関連エントリ】

利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4



個別消費者余剰

個々の買い手が財の購入から得る純便益で、
その買い手の支払意欲額と、支払った価格の差に等しい部分。

【関連エントリ】
取引利益と個別消費者余剰



個別生産者余剰

個々の売り手が財の販売から得る純便益で、
その売り手の販売意欲額と、支払った価格の差に等しい部分。

【関連エントリ】
取引利益と税金と死荷重



サ行




最小平均総費用

平均総費用の中で最も低い費用。損益分岐価格とも言われる。


【関連エントリ】
完全競争市場 利潤のための意思決定 その1



最小費用生産量

平均総費用が最小になる点。U字型平均総費用曲線の最低点に対応する生産量


【関連エントリ】
利潤最大化と費用その8



最適消費な消費の組み合わせ

予算制約を所与として、消費者の総効用を最大化する消費の組み合わせ


【関連エントリ】
最適消費を選択する その2



最適数量

純利益の合計を最大にしうる活動数量


【関連エントリ】
限界分析の原理 「ちょうど」の考え方その1



最低賃金

法律で定められた賃金率の下限。


【関連エントリ】
ブラックマーケットと最低賃金



サンクコスト

すでに支払って取り戻すことができない費用。埋没費用とも言う。


【関連エントリ】
完全競争市場 利潤のための意思決定 その3



死荷重

税により相互に利益のある取引が阻害されることで、生じる非効率性の追加的費用。


【関連エントリ】
死荷重について
死荷重と消費税
死荷重と利潤
死荷重のしくみ



市場構造

需要と供給のしくみ。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその1


しっぺ返し戦略

最初は協力的にプレーし、その後は他のプレーヤーが前の期にとった行動を、
そのまま実行するというゲーム理論の一種

【関連エントリ】
寡占市場~繰り返しゲーム その3


ジャック・ドーシー(1976~)

アメリカの起業家。2006年に創業したtwitterの共同設立者の一人。
2009年には、クレジットカード決済端末のサービスを行うスクエア社のCEOに就任する


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済おまけ




自由参入と自由退出

市場において企業が任意で市場に出入りできる状態。完全競争市場の特徴の一つ。


【関連エントリ】
完全競争市場 自由参入と自由退出その1




収穫逓減効果

生産量が増加するにつれ、追加的な生産物をつくるのに、必要な投入物が増えている状態


【関連エントリ】
利潤最大化と費用その7



囚人のジレンマ

それぞれが協調ではなく、自己利益を追求する行動をとる2人のプレーヤーがいるゲームで
両者がそういう行動をとると、双方の利得が減少する状況。


【関連エントリ】
寡占市場~繰り返しのゲーム その1



需要と供給の法則

ある財の価格が上昇すると、人々はその財の需要を減らす一方で、供給を増やすという命題。


【関連エントリ】
ブラックマーケット



消費者余剰

個別消費者余剰もしくは総消費者余剰の別称。


【関連エントリ】
取引利益と消費者余剰



消費について効率的

財をどのように再分配しても、他の消費者の状態を悪くすることなく、
ある消費者の状態を良くすることができないときのこと


【関連エントリ】
効率性と一般均衡 その2



所得効果

ある財の価格変化によって消費者の購買力の変化から生じる、財の需要量の変化


【関連エントリ】
ブラック労働をするか否か その2



所有権

資源であれ財であれ、価値あるモノの処分を、好きなように処分できる権利のこと。


【関連エントリ】
効率性とは何か? その2



生産者余剰

個別生産者余剰もしくは総生産者余剰の別称。


【関連エントリ】
取引利益と消費者余剰



生産について効率的

他の財の生産量を減らすことなく、ある財をより多く生産することができないときのこと


【関連エントリ】
効率性と一般均衡 その3


数量統制

政府が、財・サービスの売買可能数の上限を設定すること。割当と同じ意味。


【関連エントリ】
自由貿易(自由交易)と数量統制



操業停止価格

平均可変費用が市場価格を下回る価格。事業の撤退をするべき価格。


【関連エントリ】
完全競争市場 利潤のための意思決定 その4



総収入

財の売り上げの総価値。価格×販売量で求められる。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その1



総消費者余剰

財の買い手の個別消費者余剰を全員分合計したもの。


【関連エントリ】
取引利益と総消費者余剰



総生産曲線

生産関数をグラフで表したもので、固定投入物の量が一定のとき、
可変投入物の量に応じて生産量がどう変わるかを示す。


【関連エントリ】
限界収穫逓減の法則 その2



総生産者余剰

財の売り手の個別生産者余剰を全員分合計したもの。


【関連エントリ】
取引利益と税金と死荷重



相対価格

ある財の価格と別の財の価格の比率


【関連エントリ】
ブラック労働予防策 その3


総費用

ある生産量を達成するための、固定費用と可変費用を合わせた費用の総額。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4



損益分岐価格

企業の利潤がゼロになる市場価格。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその3



タ行




代替効果

相対的に効果になった財を、相対的に安価になった財で代替することで生じる、
財の需要量の変化


【関連エントリ】
ブラック労働をするか否か その2



短期の平均総費用曲線

期間が短く、各生産水準での平均総費用を最小化するよう選べない曲線。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その4 



弾力的な需要

1%の価格上昇がそれ以上の需要量の減少をもたらすこと。需要曲線の傾きは水平に近くなる。


【関連エントリ】
税金と価格弾力性
社会保険料と弾力性



長期の平均総費用曲線

ある一定の期間で、各生産水準での平均総費用を最小化するよう選べる曲線。


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その4 



積み上げ原価方式

実際にかかった費用に適当と思われる利潤を上乗せした原価で価格を決めること。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその1



デヴィッド・リカード(1772~1823)

自由貿易を擁護する理論を打ち立て、自らイギリス国会議員としての活動に生かした。
各国が、比較優位に立つ産品を重点的に輸出することで、経済厚生は高まると考えた。


【関連エントリ】
比較優位の含意



独占

独占企業により支配される産業


【関連エントリ】
独占とは その2


独占企業

よく似た代替物が存在しない財を生産する唯一の企業


【関連エントリ】
独占とは その2


独占禁止法

産業が独占化したり、独占であるかのような行動をとるのを阻止するための法律


【関連エントリ】



取引費用

生産規模の拡大に伴い、組織内で発生する情報伝達のためのコスト


【関連エントリ】
規模の経済と規模の不経済その6



取引利益

人々が取引を通じて得る利益のこと。
供給者だけでなく需要者にもその恩恵がもたらされる。


【関連エントリ】
取引利益と消費者余剰 
取引利益と個別消費者余剰 
取引利益と総消費者余剰
取引利益と消費者余剰の増加
取引利益と価格変動
取引利益と税金と死荷重




ナ行



ハ行



非効率的

他の人びとの状態を悪化させることなく、ある人の状態をよくできること。


【関連エントリ】
独占と死荷重~独占はなぜ嫌がられるか その1



微分

微小な変化率のこと。追加的な1単位の変化に対して変化する割合のこと。


【関連エントリ】
限界費用逓増の法則と微分そのおまけ



非弾力的な供給

1%の価格減少があってもそれ以上の供給量の減少は、発生しないこと。
供給曲線の傾きは垂直に近くなる。


【関連エントリ】
税金と価格弾力性
社会保険料と弾力性



標準的製品

完全競争市場で流通し、多くの企業と差異の見られない製品。コモディティとも呼ばれる。


【関連エントリ】
完全競争市場 価格は決められるかその2



ブラックマーケット

財やサービスが非合法に売買される市場のこと。


【関連エントリ】
ブラックマーケット



フリードリヒ・ハイエク(1899~1992)

オーストリア・ウィーン生まれの経済学者で哲学者。20世紀を代表するリバタリアニズム思想家。


【関連エントリ】
完全競争市場 もうちょっと寄り道



フレデリック・P・ブルックス,Jr (1931~ )

IBM社でソフトウェア開発を担当した技術者。
1975年に限界収穫逓減の法則の寓意について、表した「人月の神話」を出版している。


【関連エントリ】
限界収穫逓減の法則 その1
限界収穫逓減の法則 その2
限界収穫逓減の法則 その3
限界収穫逓減の法則 その4
限界収穫逓減の法則 その5
限界収穫逓減の法則 その6



平均可変費用

生産物1単位当たりの可変費用。

【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その6



平均固定費用

生産物1単位当たりの固定費用。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その6



平均総費用

総費用を生産量で割ったもの。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その6



平均費用

平均総費用と同じ概念。


【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その6



便益

市場において、買い手の支払意欲額から均衡価格を差し引いた部分。
または売り手の販売意欲額から均衡を価格を差し引いた部分。

【関連エントリ】
取引利益と個別消費者余剰



比較優位

ある生産者が他の生産者よりも低い機会費用である財を生産できるとき、
その財に比較優位を持つと言われる。

【関連エントリ】
比較優位と自由交易 
比較優位と取引 
比較優位と取引利益
比較優位と機会費用
比較優位の含意



ベーシックインカム

交付にあたって資力調査や就労要件がない、
無条件で全員に対して個人単位で交付される所得のこと。

【関連エントリ】
ベーシックインカムとドラえもん 
ベーシックインカムともしもボックス 
ベーシックインカムまとめ


マ行



見えざる手

最適な資源配分を達成する市場による調整機能を指す、アダム・スミスの言葉。
「国富論」、「道徳感情論」で、1か所ずつ述べられた言葉だが、微妙にニュアンスが違う。

【関連エントリ】
アダムスミスと見えざる手(1) 
アダムスミスと見えざる手(2) 
アダムスミスと見えざる手(3) 



無差別曲線

個人にとって同じ効用を生み出す、すべての消費の組み合わせを示した曲線のこと


【関連エントリ】
ブラック企業攻略 無差別曲線を知る その1


ヤ行



予算線

所得や時間など限りある資源を全額支出に回すときに獲得できる消費の組み合わせ


【関連エントリ】
最適消費を選択する その1

ラ行



ゲーム理論において、2人のプレーヤーがいるゲームで各人の利得が両プレーヤーの
行動にどのように依存するかを示す図


【関連エントリ】
寡占市場~相互依存の状況と利得表 その1


リバタリアニズム(自由至上主義)

政府の仕事は、治安活や自由な契約活動の保障であり、
所得の再分配に介入すべきでないという政治哲学の1つ。


【関連エントリ】
経済学と政治哲学 その2



リベラリズム(自由主義)

政府は、生まれる前の原初状態の人に評価されるように、
公正であるとみなされる政策を選択すべきという政治哲学の1つ。


【関連エントリ】
経済学と政治哲学 その2


ロバート・マルサス(1766~1834)

イギリスの経済学者で、人口統計の専門家。
著書の、食糧の増産よりも、人口の増大の方がはるかに大きいことを説いた、
「人口論」において、限界収穫逓減の法則の寓意を表した。

【関連エントリ】
限界収穫逓減の法則 その1
限界収穫逓減の法則 その2
限界収穫逓減の法則 その3
限界収穫逓減の法則 その4
限界収穫逓減の法則 その5
限界収穫逓減の法則 その6



ロン・ポール(1935~ )

アメリカ合衆国の政治家。共和党所属でテキサス州選出の連邦下院議員。
2012年アメリカ合衆国大統領選挙でも予備選挙に出馬している。
政治的立場は立憲主義、小さな政府を基調としている。


【関連エントリ】
比較優位と自由交易



利潤

総収入から総費用を控除した概念。経済学で利潤と言うと、会計利潤と経済利潤の2種類を指す。

【関連エントリ】
利潤最大化と費用 その1
利潤最大化と費用 その2
利潤最大化と費用 その3
利潤最大化と費用 その4




ワ行


割当


政府が、財・サービスの売買可能数の上限を設定すること。数量統制と同じ意味。

【関連エントリ】
自由貿易(自由交易)と数量統制




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