おちゃらけミクロ経済学: 死荷重について

2012年8月28日火曜日

死荷重について

公務サービスの費用





私たちが生きていく上で必要なサービスって、さまざまなものがありますよね。
例えばこんなものがあります。




  • 電気サービス
→冷房がないと夏乗り切れません。ブログ支配人は根性無しなんで。。。

  • 映画サービス
→そりゃたまには息抜きしたいし、万一ハズレの映画を見ても涼める。

  • 飲食サービス
→夏はやっぱりカキ氷やろ!!




かき氷とラムネ



って今クソ暑いせい季節のせいか、夏関連のサービスばっかりですが、
こんなサービスもありますよね↓↓↓



  • 防衛サービス
→発電のために使う石油のタンカーが海賊に襲われたらどないすんねん。誰か海洋警備して!


防衛サービスのための航空母艦



  • 外務サービス
→せっかく日本を脱出して避暑に行くのに、外国の治安は大丈夫か?誰か情報教えて!


外交サービスのための外交交渉



と、まあ例をあげればキリがありません。



このうち上の3つは、サービスの受け手と担い手がはっきり区別ができます。
サービスに必要なお金はサービスの受け手が「個別に」支払います。



下2つのサービスは、受け手と担い手がはっきり区別できません。
従ってサービスに必要なお金は、サービスの受け手が「まとめて」支払います。



この受け手が「まとめて」支払うお金のことを、「税金」と言います。


税金は政府の費用と死荷重の合計




経済学では、この「税金」に関する分析が主要なテーマの一つです。


"課税の経済的費用を算定し、その費用をだれが負担するかを確かめ、
そして課税で生じる費用を軽減するような税体系に変える方法を提案する"




「課税で生じる費用」?



要するに、「政府の税収民間の費用」のことですか?



まぁ、それも当たりですが、費用はまだあります。
< その名も「死荷重」。いかにも重苦しい字面ですよね。


そうなんです。これが重いんです。それもそのはず、下の図の通りです。


(政府税収と死荷重)



死荷重の図



実は政府の税収死荷重も、
需要と供給」の線を少しずらすだけで、容易に理解できるんです!!!



次はこのお話についてもうちょっと突っ込んでみます(。-_-)ノ☆・゚::゚ヨロシク♪



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