じぶんとこで好きな値段を決めるためには…
今まで(リンク)、独占的競争市場では、
「製品差別化が重要なポイントですよ~」と述べてきました。
それができれば、企業はある程度自由に価格を決められるからです。
とはいっても、実際、現実の世界で製品差別化をして、
よその企業より高い価格で販売をしようと思えば、
- 営業
- 広告・宣伝
- マーケティング
- 品質改善
- SEO検索
…etc
など、消費者に認めてもらうための、ネバーエンディングな作業が必要になります。
世の中のたいがいの会社(企業)は、これらを無限に組み合わせて、
事業活動を行っているわけです。
Endless Candy / *PaysImaginaire*
需要曲線で3つの市場を比較
と、「フツーの会社」が地道に汗臭い作業を経て、製品差別化をする理由について、
文章で説明していてもラチがあかないよう気がします。
他の市場における需要曲線と比較してみましょう。
比較の対象は、完全競争市場と独占市場です。
完全競争市場の需要曲線と限界収入
独占市場の需要曲線と限界収入
独占的競争市場の需要曲線と限界収入
似ているところもあるし、全然違うところもあるし
どうでしょうか?見た目の感じとして
次のようなことを感じられたのではないでしょうか?
- 完全競争市場と、独占市場・独占的競争市場は線の傾きからして違う!
- 独占市場と独占的競争市場は、同一なのか?
次回ではこれらの疑問について詳しく考察していきましょう。
(つづく)
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