おちゃらけミクロ経済学: はてなダイアリー
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2013年3月4日月曜日

ブログの満足度は? 効用理論その2

「スター」で総効用を表現しましょう




前回のブログのとおり、「はてなスター」は、他のブログサービスと比べて、
主観的な満足度を測る、効用がとても分かりやすい機能です。




facebookの「いいね!」やBloggerの「g+1」が一つの投稿や記事に対して、
評価を単数でしか表せないのに対し、はてなダイアリーの「はてなスター」は、
一つの記事に対して、評価を複数で表すことができるからです。





facebook like button

facebook like button / Sean MacEntee




効用(満足度)をスターで表す




例えば、あなたがある日、めちゃくちゃおもしろいテーマのブログを見つけたとしましょう。
このブログにも、満足度を表すための★(星)印を付けられる機能があるとします。
単位は、仮に「スター」としておきましょう。




あまりの面白さにあなたは、その記事に対して、あなたは15スターを付けました。
他に面白い記事はないかと思って探すと、またまた面白い記事に出くわしました。
今度は、13スターを付けました。



以降、あなたはこの調子でブログの記事にアクセスしていき、スターの総数、
つまり、総効用限界効用は次のとおりとなりました。



ブログの効用






ブログの効用関数と限界効用曲線




次にこの表を2つのグラフで表してみましょう。特徴を表すと、以下のとおりとなります。




ブログの効用関数



ブログの効用関数




ブログの限界効用曲線




ブログの限界効用曲線



  1. 読む記事の本数が多くなると、効用関数(右)における総効用の増加数は鈍化する
  2. 9本以上読むと、ブログを読んだ全体の満足度は逆に下がる。
  3. 8本目から9本目の記事を読むときに、追加的に得られる効用はマイナス


(つづく)

2013年3月3日日曜日

ブログの満足度は? 効用理論その1

ブログの満足度の測り方




「おちゃらけミクロ経済学」といっても、基本はブログサービスです。
そのため、Googleが運営しているBloggerサービス以外にも、
他にどんなブログサービスがあって、どんな個別サービスがあるのか、けっこう気になります。



その中で管理人が、知る得る限りで特徴的なブログサービスをあげるとすれば、
はてなダイアリーが挙げられます。(2013年2月28日現在)



何が変わっているかといえば、「はてなスター」という機能があることです。
はてなダイアリーを使っているブログを見ると、記事の隅のほうに、★(星)をつけることができます。




「はてなスター」はリアルな世界でいうところの、「あいさつ」みたいなもんです。
また、面白い記事に出会うと、思わず★を付けたくなります。
「あいさつ」だけではなく、一種の満足度を表す機能でもあります。




はてなスター


どのサービスが満足度を測れるか?




でもそのような機能は、このBloggerの「g+1」とか、facebookの「いいね!」ボタンにもあります。
これらと何が違うのでしょうか?それは、1人当たり付けられる個数が、違うということです。



  • はてなダイアリーの「★」→何個でもOK
  • Bloggerの「g+1」→1個のみ
  • facebookの「いいね!」→1個のみ



Bloggerの「g+1」やfacebookの「いいね!」ボタンは、1人1個しか付けられません。
以前付けた投稿と比べて、どちらの方が、満足度が高いのかは、分かりません。



それに対して、はてなダイアリーの「★」は、1人が1つの記事に対して、
複数個の「★」を付けることができます。そのため、後でどの記事が満足度が高かったのか、
比較することができます(もちろん主観的な比較しかできないが)。



はてなスターは満足度を表す




はてなダイアリーの「★」は、ちょうど消費者効用と置き換えることができます。
ミクロ経済学でいうところの効用とは、消費者行動を理解するための概念で、
財やサービスの消費から得られる、満足の尺度を表します。



「★」は複数個付けられるため、「あの記事とこの記事のどっちが面白かったか?」
ということを、数値で表すことができます。これからお話しする内容は、
そんな主観的な評価について考える、消費者の効用理論についてのお話です。


(つづく)