ブログ界初(?)出題形式のブログ
前回のブログのポイントは、次の通りです。
- 会社(企業)は利潤最大化のために存在する
- 総収入- 総費用 = 利潤
- 総収入の計測は簡単
- 総費用の計測は複雑
このうち、最も大切なポイントは、4番目です。
ですが、この点について、管理人が「教科書どおり」の説明をすると、
ブログのアクセス数や滞在時間が、稼げなくなると思います(笑)
それをやってしまうと、無機質な専門用語のオンパレードになって、
初学者の方のやる気を、削いでしまうでしょう。
そこで、「利潤最大化のための費用を考える」シリーズでは、
簡単なケーススタディにもとづいて、企業の利潤最大化とその費用について、
考えてみることにします。
信長くんのソフトクリームビジネス
ソフトクリームタイム!! / acidlemon
信長くんは、公園の近くで、ソフトクリーム屋さんを営んでいます。
信長くんのお店では、3台のソフトクリーム製造機を設置しています。
この製造機以外に、ソフトクリームを作るための投入物として、
冷蔵庫・コーン・カップ・トッピング・労働力を持っています。
これらの投入物を調整すると、1日につき、信長くんのお店では、
次のような、生産関数(表)が得られます。
信長くんのソフトクリームビジネス 生産関数
基本問題の確認
【問1】
問題文より、ソフトクリームをつくるときの、固定投入物と可変投入物を分けてください。ヒント1:固定投入物とは、数量が一定で調整ができない投入物のことを指します。
ヒント2:可変投入物とは、数量を調整することができる投入物のことを指します。
【問2】
横軸に労働投入量、縦軸にソフトクリームの生産個数をとって、総生産曲線を図示してください。ヒント1:労働投入量小→傾き小、労働投入量大→傾き小の曲線となります。
信長くんのソフトクリームビジネス 生産関数グラフ
応用問題にチャレンジ!
【問3】
上の表に基づいて、1人目と、2人目の労働者の限界生産物は、いくらかを答えてください。また、投入する労働者が増えるに従って、限界生産物が減るのは、なぜでしょうか?
ヒント1:限界生産物とは可変投入物を追加生産することで、生じる総収入の変化額のことです。
ヒント2:下の表を参考にして、ワークシートの、C列の計算をしてください。
信長くんのソフトクリームビジネス 限界生産物の計算
(答えは次回で!)
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