賃金率が下落したときの代替効果と所得効果
ここ数年のはたらく人のお給料の趨勢を見ていると、こんな感じです↓
年収ラボ
国税庁
個別には増えている人もいると思いますが、
全体として賃金が下落しているので、労働時間が一定とすれば、こんな状態が仮定できます。
賃金率の下落
ということは、賃金率下落の効果として2つのパターンが考えられます。
もともと、賃金率が低くて、賃金率が下落したパターンと、
もともと、賃金率が高くて、賃金率が下落したパターンです。
Salaryman / Yuya Tamai
賃金率が低い人の賃金率下落
代替効果が強くなる→余暇時間の増加→労働時間の減少
代替効果が強いときの変化
賃金率が高い人の賃金率下落
所得効果が強くなる→余暇時間の増加→労働時間の減少
所得効果が強いときの変化
(つづく)
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