代替効果と所得効果の補足説明
今回のブログは、前回のブログで載せた作図の補足説明です。
前回の作図と合わせて、ご覧下さい。
前回、ビールとピーナッツの予算制約線において、ビールの価格だけが下落した場合、
無差別曲線や予算制約線、最適消費点がどのように変化するかを説明いたしました。
今回は、このうち最適消費点に絞って作図をしていきます。
beer / galaygobi
最適消費点の変化
1.ビール価格の下落前の元々の消費点
最適消費点の現状
2.下落後、限界代替率の変化→主観的な好みの変化
代替効果による最適消費点の変化
3.厚生の変化→全体的なパイの増加
所得効果による最適消費点の変化
なお、ビールの価格が下落した場合、2だけとか3だけの変化が現れる、
というわけではありません。1→2→3の順番で、一連の変化として、総効果が発生します。
(つづく)
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