おちゃらけミクロ経済学: 取引利益と消費者余剰

2012年9月9日日曜日

取引利益と消費者余剰

麦と、小麦と、経済学と




つい先日、Yahoo検索キーワード調べてたら、ノンアルコール飲料が、
はやっているらしいですね( ´~)◇y ゴクゴク



どうやって作るんだろ(・_・?)wikipediaで調べたみたら、麦芽が使われているらしい。
この文字を見ると安心でするんですよね~。



なんせ経済学のテキストを見ると
やたら「小麦」をの例を使って説明することが多いもんですから。



というわけで「麦」つながりとうことで
私も小麦市場について考えてみたいと思います。ちょっと強引なネタ振りですみません。。。




小麦市場の需要と供給の法則



以下の4つの条件のもとで、毎度おなじみの需要と供給の図を使って
小麦市場を想像してみましょう。





需要と供給



  1. 取引される小麦はすべて同じ品質
  2. 取引に関わる手数料は発生しない
  3. 売り手買い手ともに小麦の品質について同じ情報を持っている
  4. 売り手と買い手はそれぞれ自由な価格で取引ができる


均衡している点を、仮にE点とします。
その均衡数量を10tとし、1tあたりの均衡価格を1万円としましょう。




小麦市場の需要と供給の法則



小麦市場の需要と供給の法則



市場取引による利益の合計




このとき、需要曲線と供給曲線の、Y軸の接点をそれぞれ、A点、B点としてみましょう。
そして、その均衡点のE点及びA点、B点を頂点とした、△EABを作成します。
すると、その△EABは、さらに2つの三角形に分けることができます。




小麦市場の生産者余剰と消費者余剰








  • 消費者余剰(青色の部分)→需要者の支払い意欲額の合計
  • 生産者余剰(ピンク色の部分)→供給者の販売意欲額の合計。


これらの消費者余剰生産者余剰を合わせると
市場取引によって発生する利益の合計を表すことになります。



どうして、これが何で利益の合計なるのでしょうか?
それでは、これから市場取引の利益について考えてみましょう。
(つづく)





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