労使折半とは
さて、サラリーマンの方には、
おなじみの給与明細書にのっている、社会保険料のお話です。
半分ずつのものが、実は半分ずつじゃないお話です。
「社会保険料(厚生年金保険料、健康保険料)の負担は労使折半である」
つまり、雇用主も従業員も、社会保険料の負担は半分ずつということです。
厚生年金保険料は、2012年月8末現在16.412%です。
それを割ると労使それぞれ8.206%ずつの負担となります。
ただし、2017年度までは保険料が少しずつ上昇します。
名目的な負担と実質的な負担
社会保険料と、その負担割合を見ると、
「社会保険の負担はやっぱり労使折半じゃないか!考えるまでもない!」
ということです。
確かにその通りでしょう。ただしそれは名目的に平等なだけです。
従って、ここから下では、実質的なお話をいたします。
まず前回のブログで紹介したこの図を思い出しましょう。
社会保険のくさびがかかった労働市場
そしてもうひとつ、思い出してください。
「需要の弾力性が、供給の弾力性より高いと、税金の負担にとってより高いものとなる」
→→→参考記事
労働市場の死荷重
なんだか下の方の三角形、
つまり、労働を供給する側の死荷重が大きいですよね。
それではやっぱり・・・
(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・
(つづく)
0 件のコメント:
コメントを投稿